体験インタビューINTERVIEW

ワーケーション体験インタビューVol.7「ふるさとワーキングホリデー体験」

2022.03.05

村田有季子

ふるさとワーキングホリデーとは

都市に暮らす若い人たちが、一定の期間、地域に滞在し、働いて収入を得ながら、地域の人たちとの交流の場や学びの場などを通して、通常の旅行では味わえない、地域を丸ごと体感してもらい、地域とのかかわりを深めてもらおうというものです。

(公式HP抜粋)
公式HP:2021 ふるさとワーキングホリデー ポータルサイト (furusato-work.jp)

体験期間

2週間

宿泊施設

ゲストハウス『ローカル×ローカル』
HP:南伊豆ローカルローカル|様々な暮らしを体験できる(local2minamiizu.com)

ゲストハウス『Daja』

HP:GuestHouse Daja

(hostelknot.com)

仕事内容

南伊豆町役場 商工観光課
内容:ふるさと納税 POPの作成と町内施設にお届け、および書類発送作業など

体験・観光

≪体験≫
・地域おこし協力隊、移住された方、及び地元の方との交流
・移住されて起業された方との交流
・古民家のリノベーション
・地元の植物を使ったリース作り(南伊豆くらし図鑑)
・金目鯛をさばく体験
・町役場や町内見学

≪観光≫
・下賀茂温泉
・下賀茂熱帯植物園
・ユウスゲ公園
・石廊崎
・石室神社
・周辺地域:下田

南伊豆町でのふるさとワーキングホリデーに参加したきっかけ

東京に住んでいますが、コロナ禍をきっかけに落ち着いた海の近くに住みたいと思うようになりました。
とはいえ、いきなり移住や地域おこし協力隊は不安があります。
そこで、私にとって参加しやすいふるさとワーキングホリデー(ふるさとワーホリ)を通して、移住後の不安を少なくできれば。と考えました。

南伊豆町のふるさとワーホリは仕事の信頼できる相談機関の紹介、および約15年前の伊豆半島旅行で近隣地域の海がまるで沖縄の海のようにきれいだった思い出がきっかけです。

ふるさとワーキングホリデー体験を通じて感じたこと

初日、緊張した気持ちを抑えながら南伊豆町役場の担当窓口へ行きました。けれども、役場の皆さんが温かく迎え入れてくださって、その気持ちが一瞬にして吹き飛びました。
滞在中も、初めての場所、初めての“人”、そしてなれないお仕事に不安になったこともありました。それも、地元の方を含めて、皆さんの温かさやふるさとワーホリの担当者である山口さんはじめ、役場の皆さんが「今、不安に感じていることない?」等、いろいろとお声掛けしてくださいました。そのおかげで、安心して過ごすことができました。

2週間の「南伊豆暮らし」で、地元の方、移住された方、それから地域おこし協力隊をされた方とのたくさんの出逢いと交流ができました。そのおかげで、ふるさとワーホリのきっかけである移住の3つの不安(人付き合い・働き方・移住後のギャップ)を少なくすることができました。

また、滞在中には体調を崩された方を地元の方々や優しく開放する姿、さらには温泉でお母さんが着替え中に泣いている赤ちゃんをあやす地元の方々を目にしました。私の住む東京ではそうでないこともあるので、その場面に心が温かくなりました。

今回をきっかけにまた南伊豆町に来たいです。さらに、どんな形になるのかはわかりませんが、小さい形だったとしてもこの町と関わり続けることができたら。と、思っています。

これから南伊豆町でふるさとワーキングホリデーをしたいと考えている方々にメッセージ

ふるさとワーホリに考えている方に3つほどアドバイスさせてください。

その1 とりあず、参加してみる
ふるさとワーホリに興味を持ったきっかけはお一人お一人違うと思います。
それでも、参加することで新しい出逢いや体験ができると思います。

その2 気になることは聞いてみる
ふるさとワーホリの中でわからないことやもっと知りたいことが出てくるかもしれません。それを言葉にして伝えることで、安心や満足、それから今後につながるヒントを得ることができると思います。

その3 あなたに合った過ごし方
「南伊豆暮らし」に答えはありません。お仕事なのでやることと厚意に感謝の気持ちは大切だと思います。その中で、ご自分に合った過ごし方を役場の担当や周りの方に相談することで今後の思い出となる「南伊豆暮らし」できると思います。

是非、伊豆半島の最南端である「南伊豆暮らし」を楽しんでください!